中島整骨院ひなた

コンディショニングとは、「身体のコンディションを良い状態に整える」ものです。
「コンディショニング」はスポーツ選手が競技のパフォーマンスを上げるために行うものと思われがちですが、一般の方にも日常的に必要なものだと考えています。
コンディションを整えることで、お仕事のパフォーマンスを上げることもできますし、趣味を楽しむ事や、日常生活を快適に送ることもできます。

血行が悪くなると、筋肉や神経などが水分不足で酸欠状態になり、筋肉が硬くなります。
筋肉が硬くなることで、隣接する組織同士の滑走などが悪くなります。これがいわゆる「凝り」です。
場合によっては、組織同士がカサブタの様に固まってしまう事もあり、これが関節の動きを妨げ痛みに繋がります。まずは施術や物理療法で、軟部組織の血行を改善する事で、硬くなった組織を緩めていきます。
徐々に緩んできたら、関節運動なども入れながらさらに組織の滑走を良くしていきます。
筋肉や関節が固まった状態で、運動やストレッチをしても逆に状態を悪化させてしまいます。まずは、固まっている部分を緩めて関節や筋肉が動きやすい状態にもっていきます。

姿勢が悪い状態では、筋肉の働きに偏りが生じ、働き過ぎて常にスイッチがONになっている筋肉と、休み過ぎてスイッチがOFFになってる筋肉に二分されます。
スイッチがONで働き過ぎている筋肉は緩めてスイッチを切る事が必要になり、スイッチがOFFの休み過ぎている筋肉は、使ってあげてスイッチを入れる作業が必要になります。OFFになっている筋肉のスイッチを入れるためには、その筋肉にフォーカスしたエクササイズが必要になります。闇雲にトレーニングするのではなく、アプローチしたい筋肉を使うためにはどのようなフォームで何を意識するかを明確にしてエクササイズをする事が大切です。

姿勢を整えたら、クセのない動きの習得が必要です。良い姿勢をキープするためには少し負荷かけて動いていく事が大切です。ただ筋肉を鍛えるのではなく、動作を鍛える事に着目してトレーニングをします。

日常的に屈むと腰が痛い方は、腰の痛くなり易い非効率な動作になっている事が多いので、トレーニングを通じて、腰に負担の少ない効率の良い動作に改善していきます。